医院内の設備について 第3回

 

院長より

今回はレントゲンについてお話させてもらいます。皆さんは歯医者さんに行くと必ずと言っていいほどレントゲンを撮ります。

そのレントゲンが最近は進歩して来ています。まず1番の変化はデジタル化されたことです。とは言ってもデジタル化で何が良くなったのか?それは患者さんへの「見える化」です。

今までのレントゲンではわずか3~4cm四方の小さなフィルムでしか見えなかったものが、大きなTV画面に投影できるということです。この技術によって患者さんへも歯科医師にとっても小さな虫歯や病変を見逃すことがなくなりました。

もう一つのメリットは被ばく線量です。ただし今までのレントゲンでも十分に体に対して影響は無いのですが、妊婦さんなど配慮が必要な方に対しても、影響がほとんどない程度の被ばく線量となった事が大きいと言えます。とは言っても、出来る限り最小限の撮影を心がけています。あまりレントゲンは・・・と思っていらっしゃる方は申し出て下さい。

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口の中全体を撮るレントゲンの機械です。全体を撮ることで患者さんの治療計画を立てやすくしています。

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部分的なレントゲンを撮るときに使う機械です。

岸歯科医院のタイプは実は撮影する照射器(カメラの形をしている部分ですね)が取り外せるため、レントゲン室までの移動が困難な方や、口の中に治療器具を入れて撮影をする場合などに対応できます。

あとで聞いたところでは鹿児島では初めてかも、との話も聞きました。

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実際の画面です。17インチ程度のモニターで見ていますが、画面いっぱいに拡大が出来るのでそこからたくさんの情報が得られます。

最近では当たり前になりつつあるデジタルレントゲンですが、患者さんにその良さが伝わっているでしょうか?患者さんにとっても、医療者側にとってもメリットの有る機械です。有効に活用していきたいと思っています。

 

 

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