早めの矯正治療をお薦めします

子どものうちに治療しておくことで、コンプレックスを解消できる成人矯正の約半額の費用で治療できるなどの利点があります。

床 矯 正

当院では『床矯正』という方法で治療を行っています。(※保険外治療・数年単位の治療)
行事や記念撮影には、装置を取り外すことができます。
お子さんの協力が不可欠です。

子どもの歯が「このままでは歯並びがわるくなるのではないか」と心配していませんか?

・ 「子どもの永久歯が、へんな生え方をしてきて、このままでは歯並びがわるくなるのではないか。」
・ 「3歳児検診や学校の歯科検診で歯並びに問題があるとチェックを受けて気になっている。」
・ 「歯並びや口元の見た目が悪いせいで、子どもの将来にマイナスな印象をあたえてしまうかもしれない。」
・ 「歯並びが全身に影響を与えるという話を聞いたことがある。それが本当ならば何とかしてあげたほうが良いのではないか。」
・ 「歯並びが悪いせいで、ムシバや歯周病になりやすいのではないか」
・ 「いざ矯正をすると歯を抜くことがあると聞くが、健康な歯を抜くのには抵抗がある」
・ 「いろいろ相談してみたいけど、どこの歯医者にいけばよいかわからない」

これらのように感じていらっしゃるお母様は多いのではないでしょうか?
このような心配や不安をスッキリ解決できれば良いと思いませんか?

ここで確実なことを1つだけ言います。

私は歯科医師として、日々多くのお子さんの成長をみてきてわかった事があります。
それは・・・

「子どもの時の歯並びをそのまま様子をみていて、勝手に歯並びが良くなったことはない」

ということなのです。
また歯並びがいいというメリットをしっかり理解してください。
歯並びや口元の見た目は、その人の第1印象に大きく関わります。
人は見た目で55%を判断しています(メラビアンの法則)
80歳で20本の歯が残っている人たちは、やはりみんな歯並びが良いのです。
しかし、大人になってから矯正をすれば今までの日本の矯正治療のほとんどの場合歯を抜かなければなりません。
しかも4本も・・・。

なぜなら、歯並びが悪い原因のほとんどが、歯の大きさに比べてあごが小さく、6人がけのイスに7人すわろうとしているようなものだからです。
そして、歯を4本も抜く事は多くのデメリットがあるといわれています。
成人の歯は全部で28本です。(親知らずはのぞく)
4本も抜歯してしまうと、24本しかなくなってしまいますので、80歳で20本を目指すにはその時点で非常に不利です。
また、歯を抜いて歯並びを治すと、実はさらにあご(歯列弓)が小さくなってしまう事があります
そして、あごが小さくなると言う事は、舌のおさまる場所が狭くなるということです。
舌は居場所が無くなって、のどの方に落ち込みます。
その結果、すこし気道をふさいで気道が狭くなるのです。
気道が狭くなるということは、酸素の摂取量が減るという事ですから、子どもの成長にも悪い影響をあたえるといわれています。
また、大人になっても睡眠時無呼吸症などの病気にもかかりやすくなるといわれています。

岸歯科医院の目指す矯正

1.なるべく歯を抜かない矯正
2.痛みのすくない矯正
3.むし歯の治療や歯周病の管理が矯正と平行してできる

今まで日本で行われてきた成人の矯正治療では、第一小臼歯という奥歯を4本抜いていました。
しかし矯正治療後、前歯はきれいに並んでも、奥歯がきちんと咬めないということが起こっていました。
子供のときから矯正治療をすることの最大のメリットは、成長期である子供の顎の成長を利用し、歯を抜かなくても綺麗な歯並びを育成できる可能性があがることです
逆に成人の場合では、成長期が終わっているため、多くのケースが抜歯をして歯列矯正をおこなわなければなりません。

子供の時期からはじめる矯正って何のためにするの?

子供の矯正治療は、Ⅰ期治療とⅡ期治療にわかれています。

Ⅰ期治療(7歳~12歳)

あくまでも矯正の初期治療です。
・これらの装置のメリットは、顎の成長が残っているこの時期に装置をいれることによって上下の顎の成長の邪魔をしている原因を除去して自然な顎の成長・発育を促す事をしたり、顎の幅を広げたりすることで、歯の位置を移動させることにより、永久歯への生え変わりをいい位置へ誘導することにあります。
・これらの装置でこれからの永久歯への萌出誘導がうまくいけば、この装置だけである程度永久歯をきれいに並べることが出来ることもあります。

~咬合育成の限界について~

但し、予測以上に大きな歯が萌出してきた場合や予想以上の顎の骨の成長(過成長)が認められた場合、特に受け口の子供の場合、将来的に下顎が予測も出来ない成長をおこして、中学~高校のころに再発する可能性があります。もしその様な傾向が見受けられたら外科矯正の専門医に紹介させていただく場合があります。
これは歯並びの問題を越えての骨格の問題であり、ここ数十年の研究から、「下顎の骨格的な過成長を抑制することはできない」ということが分かっているからです。(上顎の成長抑制はある程度可能です)
子供の矯正治療は本来の成長を阻害する因子を取り除いて、本来の成長にもどしてあげることができますが、DNAレベルで設計された骨格的な成長を歯の矯正でコントロールすることはできないのです

歯みがきの重要性について

将来のむし歯、歯周病のリスクを下げてくれる歯列矯正ですが、矯正治療中は特に丁寧に磨かなければ、虫歯になる可能性が逆に上がってしまいます。
もちろん、正しい磨き方がわからないなどの心配はいりません。各自の状況に応じて適宜歯ブラシ指導を行ないますので、ご安心ください。
本当に大切な事は、矯正治療をしたいと思ったそれを期に、歯磨き習慣を変えるきっかけにすることです。
「歯並びをキレイにしたいから、そのために歯磨きをがんばる」歯に対する意識や、歯磨きの習慣はその人にとって一生モノなのです!
だからこそそのせっかくの機会に、意識を変え行動を変えて、一生涯むし歯や歯周病にならない習慣を手にいれていただきたいのです。

お子さんの矯正装置を付けた時の状態 >>>

Q & A

Q:装置は取り外せるのですか?

A:装置は取り外せるので記念写真など気にしなくても大丈夫です。

Q:痛いですか?

A:子供達に聞くと、あまり痛くない感じです。

Q:装置は一日中つけるの?

A:最低12時間装着していただけたら助かります。なので、学校から帰ってからつける事も可能なのでいじめの原因を避ける事も可能です。

Q:装着する時間が長いほど、早く済むの?

A:個人差はありますが、装着する時間が長いほど矯正が完了します。

床矯正の治療の流れ

1. ご相談(カウンセリング)
2. 口腔写真と模型をとります
3. お見積りと治療への同意
4. 矯正装置開始