歯の豆知識「唾液と消化」

中山バイパス沿い、予防歯科を本気で考える歯科医院岸歯科医院 スタッフ今釜です

今回は初めてブログを任されました。

あまりたくさんのことは書けませんが、頑張ります

今回は「唾液」

昼寝しているときに分泌しているあれですね。(笑)

唾液には、たくさんの働きがあります。(どのくらい知っていますか?)

口の中に食べ物を入れた時には味覚を感じ、かみ砕くことによりスムーズにのみ込むことができるようにします。

発音する時には舌や唇の運動は、唾液の湿潤作用により円滑に行うことができます。

唾液の分泌量は、成人で1日1~1.5リットル分泌されると言われています。

 

これは、年齢、精神的緊張、疲労状態などによって変化します。

唾液の性状は、漿(しょう)液性と粘液性とに分けられるそうです。

漿液性とは、心身が穏やかな状態にある時に作用しがちな副交感神経によって分泌され、サラサラしている唾液です。

粘液性は、心身が刺激やストレスを受けたときに交感神経が作用することで分泌され、糖タンパクが多く含まれるためネバネバした唾液となります。

緊張している時や口腔(こうくう)衛生状態などにより分泌される唾液が、漿液性や粘液性に変化するのだそうです。

そういえば国家試験を受けているときはそうだったかも・・・・

また、唾液は潤滑剤の役割を担っているので歯がすり減らないように守ってくれたり、

義歯を入れても粘膜が傷つきにくかったりするのは、唾液のおかげです。

特に義歯では、唾液の分泌量や性状がその維持力に大きく影響しています。

但し、義歯を入れるようになったなんて言う方はほぼ高齢の方。

唾液の量がそもそも少なかったりします。

唾液の出ない方には「あいうべ体操」なんかが良いとされています。

ほかにもたくさん唾液の出るやり方はあるので、またブログで書いてみようかなと思います。

興味のある方は調べてみてもいいですし、岸歯科医院に来ていてもいいのでは?

唾液にはさまざまな成分が含まれ、消化酵素で消化を助けたり、食事の時よく噛み、食べ物に唾液を多く絡ませることによって、

食べ物の栄養素をよく吸収でき、胃腸の負担を軽くすることができます

その他にも傷の修復作用や細菌の増殖を抑制する抗菌作用、

食後の酸性に傾いた口内を中和させる作用、

初期むし歯の修復作用などもあります。

唾液が多くの役割を持っていることはわかりました。

やっぱり「お口は体の入り口」なんですね。

唾液が少ない、口が乾燥する、食事がしにくい そんな方はぜひ岸歯科医院への受診を。

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