「歯を長生きさせよう!」第4弾

中山1丁目、徹底した予防のシステムで皆さんの歯を守る、岸歯科医院スタッフ福村です。

さて皆さんは歯医者さんに何をイメージしていますか?

「歯科医院=むし歯治療」というイメージが強いと思われます。

もちろん若いかたでは、むし歯による歯冠崩壊が原因で抜歯に至ることが多く、

30~40代になるにつれて、むし歯ではなく歯周病による抜歯というケースがだんだんと増えてきます。

むし歯ではないのに抜歯になるケースです。

歯周病は初期の段階では症状がないため、自覚症状が現れるとなるとかなり進行している場合があるのです。

今の歯科医療技術では歯茎と骨が丈夫であれば、むし歯による歯冠崩壊がひどくても技術をもって抜かずに助かることが。

しかし、それでも歯茎と骨の炎症が強いことで残せそうな「根っこの長さ」であっても無理、ということがあります。

そうなるとむし歯の処置はもちろんですが、歯茎に対しての予防や処置が重要ということに。

これは歯医者さんではよく家作りに例えることがあります。

家を建てる場合には必ず地盤を確認します。

もし、地盤が軟弱だとしたら家を建てるでしょうか?

歯の治療も全く一緒です。

歯周組織は加齢、全身状態、生活習慣の影響を受けやすいため、成人になってからは歯周病のケアが非常に大切になってきます。

具体的には家庭での毎日のブラッシングが最も重要です。

しかし、どうしても磨き残しがあったり、歯茎の炎症が起きてそのままにしていることがあり、歯科医院での定期的なチェックと歯石除去が必要です。

歯周病は初期段階の治療が特に重要です。

ある程度進行した歯周病では、歯石を除去しても約3か月経過すると歯周病菌が再度増殖し始めるといわれています。

いつまでもおいしい食事をいただくためには、歯茎を含めたお口の健康維持が大切です。

歯科医院でのチェックを受け、歯石除去をしてみてはいかがでしょうか?

岸歯科医院では開業以来、3か月ごとの定期検診を推奨しています。

実際にもうすぐ5年目を迎えますが、入れ歯の方でも、岸歯科医院に来てからまだ1本の歯も抜いていない、という方も大勢いらっしゃいます。

歯周病を進行させないことこそが「歯を長生きさせる!」ことを知っているからだと思います。

岸歯科医院では院長をはじめ、スタッフ全員が研修を積んで予防に取り組んでいます。

まずは気軽に健診を受けてみてください

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