スタッフによる歯の豆知識 連載1回「入れ歯の大切さ」

中山にある、入れ歯の大切さと入れ歯にならない様に予防に力を入れている歯科医院、岸歯科医院 スタッフ 樋渡です。

今月から不定期ですが、歯の豆知識として皆さんに知っておいて欲しい事をブログに書くことにしてみました。

文章を読んで皆さんがより良い生活を手にしてもらえたらと思います。

第1回目は「入れ歯の大切さ」

入れ歯は食事を摂るために必要なものであることは皆さんもわかっていただけると思います。

でも、

実は入れ歯は食べること以外に役割があります。

入れ歯を入れず経口摂取していない人が、「誤嚥性肺炎」という病気を起こすのは、自分の唾液の嚥下や痰が処理できない口腔になっていることが大きな要因となっています。

失った部分を入れ歯で補い、上下の歯があることにより下顎のあるべき場所が確定します。そうして下の顎が固定されることによって誤嚥のリスクが低くなります。歯の欠損が多い場合に、入れ歯がこれを補っていないことが誤嚥のリスクを高くします。

また咀嚼できる歯があるからこそ、下顎が常に上顎を突き上げ脳への刺激にもなります。更に、よく噛むことは唾液を出し、消化を助けます。

内蔵にも良いんです。

そのほか部分入れ歯の場合は、装着することで残っている歯にかかる負担を減らすことができます。入れ歯がないと残りの歯に負担がかかり、そしてそれらの歯が徐々に駄目になり、入れ歯は更に大きく設計をしないとなりませんし失う歯も増えていきます

このように入れ歯は食べることだけでなく、いればを装着したら顔貌が若返ったというのはよくある話で、脳への刺激で言葉もはっきりし、体の平衡感覚が保たれ歩行の安定にもつながり、ひいては外出する気持ちが芽生えることも想像できますね。

つまりその人が、身体的にも精神的にも社会的にもその人らしくあるために、入れ歯は必要なものなのです。

私の両親はまだまだ健在ですが、やはり歯の治療はしてますし、入れ歯はしっかりと使っているようです。

嫌だからといってはめていないほうが大変なんですね。

岸歯科医院では色んなご相談に全員が対応していきます。気軽に質問して下さい

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