スタッフによる歯の豆知識 連載第3回「歯ブラシの選び方」

中山にある元気な挨拶と丁寧な説明をこころがけている歯科医院、岸歯科医院のスタッフ岩瀨です

3回目は私が担当します。

今回の豆知識は「歯ブラシの選び方」

皆さんはどんな基準で選んでいるのでしょうか?こだわりのデザイン?やっぱり値段?

ここでは岸歯科医院の選び方を書いています。是非参考にして下さい。

歯ブラシの種類

■基本の歯ブラシ

まずは、基本の歯ブラシを1本を選びます。

一般的に「縦に3列」毛があり、横の長さが人差し指の第一関節くらいのもの、または、奥歯1本~2本分(2cm)くらいのものがコントロールしやすいとされています。

何本か色々なメーカーのものを試してみて、自分で磨きやすいものを見つけるのがオススメです。

歯ブラシの毛の硬さはどのぐらい

歯ブラシの毛の硬さはJIS規格によって「やわらかめ」「ふつう」「かため」の数値が定められ、商品に記載する決まりになっています。

毛の硬さが硬いほど汚れは落としやすいですが、歯磨きのとき力が強すぎて歯肉を傷つける場合がありますので、まずは「ふつう」を使うことをオススメします。

歯ぐきに何らかの炎症を起こしていて痛みがある場合には、それ以上歯ぐきを傷めないように「やわらかめ」を使用するのがよいですが、炎症が治まったら「ふつう」に戻すといった使い分けが必要でしょう。 また、毛先の先端が細くなっている歯ブラシもありますが、必然的に「細い=やわらかい」となりますので、隙間は磨けても歯の表面の歯垢を落とすのには不向きな場合もあります。

次に毛先の選び方ですが

毛先が平らになっているものを選びましょう。毛先が平らになっているほうが、圧力が均等にかかり、きちんと磨けます。

山切りカットのように、毛先の切り口はギザギザになっているものだと、しっかりと歯に当たらず、歯垢が除去しづらくなります。毛先の太さは、太めのものを選びましょう。

極細で歯周ポケットを狙うような歯ブラシが流行っていますが、極細だと毛の腰が弱いので、硬く付いた歯垢がなかなか落ちないことがあります。なので、太めの毛先を選びましょう。

毛先の長さに関しては、1cm以下の短めタイプがよいでしょうか。なお、毛先を軽く歯に当て、小刻みに動かすブラッシングを行って使いましょう。

また、毛が密集していると、乾燥しにくくなり、不潔になりやすいです。

以上の点を踏まえて歯ブラシを選ぶと良いですが、これは市販の場合。

岸歯科医院では患者さんにあった歯ブラシをDrやスタッフが「処方」します。

おまかせというのもありですね。

それでは次回は受付でいつも明るい神園さんです

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