歯の豆知識「血液サラサラ・・・」

中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ 今釜です
3月になり、やっと連載も再開。
もう忘れていたころ、院長から「またやる。」とのことです。
今回は「薬」をテーマに。
薬剤師でもある岸雅子さんとともに発信していこうかと思います。

「血液サラサラの薬を飲んでいるのですが大丈夫でしょうか」。
こういった質問を患者さんからよく受けます。
これをお読みの方々もバイアスピリンやシロスタゾールなどを内服されている方もいらっしゃると思います。
出血したら止血が難しい、あるいはできないことを心配されているようですが、
むしろ「歯肉から血が出るので歯磨きは軽くしています」という方のほうが大きな問題です。

 歯肉の出血は大抵、歯周病で歯肉が腫れ、その腫れた部分を刺激することで引き起こされます。
歯周病の歯肉は赤黒く腫れ、少し触れただけで容易に出血します。
こうなると出血を恐れて歯磨きはおっかなびっくりとなり、歯の表面に汚れが停滞し、歯肉の腫れはいつまでたっても収まらず、歯を磨くたびに出血が続くという悪循環に陥ります。
この悪循環を断ち切るには歯科医院に通い、歯周病をコントロールすることが大切です。
正しい歯ブラシの方法を習熟し、歯肉の腫れの原因である歯の汚れを歯科医院で取り除きます。
そうすることで歯周病をコントロールでき、赤黒い歯肉が健康的な薄いピンクに改善し、簡単に出血することはなくなります。
もちろん歯肉の出血が収まらないことで白血病などの血液疾患が見つかることもありますから油断は禁物です。
また、この薬を飲まれている方には「抜歯」という処置をするときにも確認することが。
昔は休薬をしてから抜く、ということが多かったのですが、
今はほとんどしません。
止血を行うために休薬するより、とめない方が血管を詰まらせない、ということが分かってきたからです。
不安な方はご相談を。

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