中山にある歯医者さん、予防と丁寧な説明を心がけています、岸歯科医院スタッフ 岩瀨です。
今回も始まりました、連載企画。
今回のテーマは「認知症」
近年では高齢者の車の運転や隣人トラブルなど、注目されてきています。
この連載では認知症と歯医者さんがどんなかかわりがあるのか、わかってきていることをまとめていきたいと思っています。
第1回目は「認知症」が現在どういう状況なのか、をまとめたいと思います。
まず皆さんに質問です。
現在の日本での認知症の患者さん、どのくらいでしょうか?
その数はなんと462万人。
もちろん高齢化社会の日本においてはさらに増加の傾向が。
日本政府もH27から国家戦略として「認知症施策推進総合戦略」という大変難しい名前のプランを打ち出しています。
どうでしょう、知らない方が多いのでは?
この戦略を歯医者さんも協力して担っていくことが分かっています。
これ以上は大変難しい話になってしまうので、簡単に端折って言うと、
「認知症の人にやさしい地域づくりをしよう」ということです。
私たちが認知症の症状などを理解し、患者さんやその家族の方が安心して治療を受けられる、
そんな歯科医院を地域に作っていこうということでしょうか。
これはバリアフリーとかそういうことではなく、認知症の疑われる患者さんに対してどう対処していくのか、周囲の家族への伝え方をどうすべきかなどです。
また治療への説明もどのようにしていくのか、もちろん通いやすい医院づくりも重要です。
岸歯科医院ではそんな患者さんたちへ真剣に取り組んでいます。
「認知症の人にやさしい病院づくり」
そこを目指して頑張ります。
自分たちにできることは小さいかもしれませんが、やらないよりやる。
次回は歯科治療の実際です。